渋谷すばる

私がエイトから離れてもう久しくて、ここ何年かコンサートも行っていないし、CDやBDも買ったり買わなかったり、ただ全員出ているレギュラー番組と歌番組とドラマは欠かさずに見ているという完全に茶の間なのでeighterも名乗れないし(私的な線引きでは)、外野なのでとやかく言うのもあれな感じだけれど、まあ自分のブログだしただのエイトを好きなじゃにおたとして、心の整理のために書いておく。

eighterだった時より離れていたって、エイトを好きじゃなくなったことはないから。

 

 

 

 

楽しい楽しいXYZrepaintingツアー宮城から夜行バスで帰ってきて、寝て起きたらすばるがエイトから脱退、事務所から退所することが発表されていた。

寝起きの頭ではすぐには理解できなかった。これは現実なのかと。

数日前、週刊誌の記事を目にしてはいた。

けれどそれには脱退理由がバラエティ要素が嫌だから、と書かれていた。一笑した。すばるに限ってバラエティ要素が嫌でやめるなんてことあるわけがない。

だけど実際の理由は歌の勉強をしたいから、で、海外に拠点を置きたいから、で、ああ、その理由なら完全に納得はできないけれど理解はできる。脱退するという決意を固めたことに。

メンバー同席のもと、会見が開かれた。(ヤスくんは怪我のため欠席だった)(それもそれで大丈夫なのか)

私は結局その日、会見の映像は一秒も見なかった。

翌日の今日、朝でかける準備をしながらちらりと見た。

会見を見れば何かが腑に落ちるのか。前向きに捉えることができるのか。

そんな風に思っていたけれど、亮ちゃんの顔を見たら全然ダメだった。横の泣き顔を見たら更にダメだった。前向きになんてなれなかった。

まだ亮ちゃん、横、すばるの顔を見たくらいでちゃんと会見を見てはいない。

エイトにいながら歌の勉強をすることはできないのか、とか。他のメンバーを捨てていくことになっても決意は変わらないのか、とか。聞きたいことはあったけれどネットの記事によるとそれはすでにメンバーが聞いていた。答えは、否だった。

メンバー全員、ボーカリスト渋谷すばるを愛しているし、夢を応援してあげたい気持ちもあるのだろう。無理矢理繋ぎ止めたとしても、きっとその先に未来はない。

私は「ジャニーズ」の「アイドル」の「グループ」が好きだから、メンバー同士の関係性に惹かれるタイプだから、事務所を離れ、1人でやっていく彼とはここでお別れなのかなと思う。

誰がどう見ても、エイトの歌の要はすばるだったじゃん。核だったじゃん。これからどうするの。

デビュー15周年で、海外公演もあるのかな?と予感させる動きがあったじゃない。なのに。なんで。

今はまだ現実感がないというか、心にぽっかり穴が空いている感じで、だけどふいに泣きたくなったり、自分の心も彷徨っている感じです。

寂しい、よ。

だって、8人の関ジャニ∞が好きだった。8人でひとつだった。

博貴が抜けて、初めはまた戻ってくるって信じてた。だけどもう戻ってくることはなかった。

再び8人になることはないんだと悟って、自分の心に折り合いをつけた時から、7人は7人でずっと一緒にいるんだと思ってた。それ以上減ることも、増えることもなく。苦楽を共にして、ずっと笑い合っているんだと思ってた。

諸行無常、なのか。

6人の関ジャニ∞はどうなるのか、それを見た自分はどう思うのか、今はまだ何もわからない。今はまだ、応援もできない。

フラフラとかやっていた時、もしかしてエイトを抜けてしまうかも、と感じた時はあった。

でももう10年前の話だし、その後ソロ活動をすることになっても、すばるは関ジャニ∞を背負っていた。だから、もう大丈夫なんだと勝手に思っていた。

ずっと一緒にいてほしい、グループとして夢を見ていてほしい、っていうのは、おたくのエゴだとも思うけど。

でも、そんな永遠を疑う事もなく信じてた。

 

いつかは、応援できるといい。いつかは、6人のエイトを見て心から笑えるといい。今はまだ、そんな日が訪れるかわからないけれど。