ハルチカ

3月4日、映画ハルチカ公開おめでとうございます!

舞台挨拶はまた別で書くとして、映画本編について。

 

 

 

 

バスの窓ドンシーンが思ったよりもだいぶ序盤で出てきた。あの時チカちゃんまだハルタって気付いてなかったし。

部員が9人集まった後続々と増えるところと最後の合奏シーンだけ急にミュージカル映画みたいになるw 部員が集まるところはまあいいんだけど、ラストは普通に演奏終えてワッと盛り上がるくらいの方が良かったんじゃないかなー。

ミュージカルと思って舞台や映画を観るのと、そうではないと思って観るのとは違うからなあ。次観ると違うかも。んーでも音楽映画だからこのくらい普通なのかな。

そのラストシーン、ハルチカの顔が交互にアップで映されてなにこれすごい美の暴力。でもそこのハルチカ表情だけで会話しているようで勝利くんと環奈ちゃん素晴らしいんだよね。

吹部存続が決まって盛り上がるところだったか、はしゃいでいる時ハルタじゃなくて勝利くんて感じだった。役者としてはアレなのかもしれないけど(笑)かわいかった。

台詞が少なくてちょっと演者頼みすぎかなーと思うところもあり。受け取る側の私の問題なのか。

先生に「もうあと3日ですよ」みたいにチカちゃんが言われてる時にハルタが出てきて「まだ3日です」って庇うところとか、ラストシーンでチカちゃんがなかなかソロパート吹けなくても何度もハルタがやり直してくれるところとかキュンとしちゃうよねー。あとあいみみ、背中合わせ、とか。

それから宣伝とかで薄々気付いてはいたけど、メインテーマの「春の光、夏の風」めっちゃ好きです!!サントラ買おう。

原作未読なんでわからないんですけど、部員達が吹部に入らない理由を紐解くのがミステリー要素…なの?映画が発表された当初は青春×吹奏楽×ミステリーって言ってたのにいつの間にかミステリー消えてたけど(笑)映画を先に観たかったので、これから原作買いたいと思います。

部員集めとハルタの事情とチカちゃんの葛藤とそれぞれもうちょっとじっくり観たかった気もするなあ。界雄と芹澤の関係とかも。

チカちゃんにはそっけなかった女の子がハルタが来た途端協力的になるエピソードとかももうちょっと活かしようがあるような。

野球をやめてグレた宮本くんなんだかんだ振り回されちゃうタイプでかわいい。チカちゃんに殴られてるし。

チカちゃんすごい暴力的なんだけど(笑)あのビジュアルだから許すよね。

環奈ちゃんもちろん細いんだけど、ガリガリって感じの細さじゃないのが良い。かわいい。

青春群像劇に寄せるのか、吹キュンラブストーリーに寄せるのか、どちらかにした方が良かったのかもなあ。

ハルタがチカちゃんをぎこちなーくふわ〜っと抱きしめて、チカちゃんが「チビがでかくなりやがって」って顔を埋めるのときめきますね!

ハルタが俯き加減で目を閉じるシーン、めっちゃ睫毛!!と思ってしまった。知ってたけどめちゃめちゃ長い。

次はそれぞれの「居場所」に注目して観たいと思います。